10月30日、今日の京都市左京区は晴れ時々曇り時々雨。
夕方に降り出したポツポツとした雨は思いのほか冷たく、一気に室内温度が下がりました。
そんな中でも元気なのは、いつのまにかもうシニア犬の我が家のポメラニアンのぽめ吉。
室内を駆け回り、可愛い口をニッと開けてハァハァとしながら、かまってくれよ、と、こちらを見ています。
この犬のハァハァ。
まるで口呼吸をしているように見えますが、
体温を下げるために舌を出しているだけで、口で呼吸しているわけじゃなく、
「鼻呼吸」をしているのだそうです。
というか、「口呼吸」ができる哺乳動物は人間だけだというからびっくりです!(O_O)
本来、哺乳動物にとって、「鼻」は「息をするための器官」で、
「口」は「食べるための器官」なのですが、
人間は進化の過程で言語を獲得し言葉を発するようになったために、
口でも呼吸ができるようになったと言われています。
人間は「口」と「鼻」、「気管支」と「食道」がX状に交差していますが、
人間以外の哺乳類は、基本的に鼻と気管支、口と食道が交差していないので、
口で呼吸することはできません。
舌を動かして話すためには、肺から気管支を通じて口から息を出す必要があります。
鼻から息を出して、鳴き声くらいは出すことができますが、
気管支が口に通じていないと、舌を使って音を変えることができないので、うまく話すことができないのです。
猿にいくら言葉を教えても喋ることができないのは、このような理由からだとか。
人間は、言葉という素晴らしいツールを手に入れたかわりに、口が乾燥して病気になりやすくなりました。
食べ物が気管支に入ってしまう誤嚥もおきてしまいます。
「鼻は天然のマスクだ」ともいわれ、新型コロナウイルス感染症予防にも、「鼻呼吸」は有効だといわれています。
しかし、鼻が詰まっても口で呼吸できるからよかったです。
鼻詰まりの時に鼻でしか息ができない・・・
なんて、考えただけでグワァーーーッ( ;´Д`)ってなります💦
じゃあ、鼻呼吸しかできない動物たちはどうしてるのだろう?と心配になりますが、
木の棒などで鼻を探っているチンパンジーや猿の仲間が目撃されています。
くしゃみを誘発し、鼻を通しているものもいます。
子どもの鼻に詰まった鼻水を口で吸い取っている母親もいるそうです。
舌の長いキリンは舌を鼻の穴の中に突っ込んでいます。
ゴリラは、よく太い指で鼻をほじっていますが・・・
あれは鼻が詰まっているから?
それとも暇つぶし????
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