名 称:正伝寺(しょうでんじ)
正伝寺は、京都市北区にある臨済宗南禅寺派の諸山の
格式を持つ寺です。寺号は詳しくは正伝護国禅寺という。
本尊は釈迦如来。
【 境内 】
【 本堂 】
入母屋造、こけら葺き。安土桃山時代。
伏見城本丸の御殿の1つが移建されたものと考証されている。
障壁画は作風等から狩野山楽一派の筆と推定されている。
廊下の天井は「血天井」と称され、伏見城落城の際に自刃した
鳥居元忠らの血痕が残った廊下の板を用いたものという。
【 庭園 】
本堂前の枯山水の庭園は小堀遠州作と伝えられています。
白壁越しに比叡山を望む借景式庭園であり、岩を用いず、
白砂とサツキの刈込みのみで構成されています。
「獅子の児渡しの庭」と呼ばれています。