11月9日、今日の京都市左京区は雨のち曇り。
秋が深まってくると食欲も増し、
どうやら家族全員が食べ過ぎのよう。
てことで、ダイエットでは無いけれど、食事は大皿で出さずに、
小鉢にちょこちょこ盛ってトレーで出すようにしたら、皆の食べ過ぎがストップ。
洗う食器の数と料理の品数は増えるけれど、ちょっと外食気分で、より楽しい団欒タイムとなりました。
「日本人は目で料理を食べる。 西洋人は鼻で料理を食べる。中国人は舌で料理を味わう。」
各国の料理をこのように比喩した言葉があります。
西洋料理はスパイスを効かせて香りを楽しみ、中華料理は味を楽しみ、
和食はさまざまな形の器と盛り付け、色とりどりの食材そのものの自然の色を楽しむ料理のように、
諸外国の人には見えているようです。
たしかに私たち日本人にとって、
食事に関する「目から入る情報」は重要で、「料理は目で味わう」という言葉はよく耳にしますし、
食行動を決める大事な情報になっています。
人間はさまざまな情報を得るために、「五感」を使っています。
「五感」とは「視覚」「聴覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」です。
食事の時、私たちは「五感」をこのように使っているそうです。↓↓↓
1. 目で食べ物を確認する……視覚
2. 箸やスプーンで掬い上げる……視覚、触覚
3. 口の前へ持ってくる(=鼻先に近いため香りを感じる)……嗅覚
4. 口の中へ入れる……味覚、触覚
5. 噛む(=味を感じると同時に、口の中で堅い、柔らかいなどの食感を感じ、噛んだときの音を楽しみ、鼻に抜ける香りを楽しむ)……味覚、触覚、嗅覚、聴覚
6. 飲み込む
7. 美味しいものであることを理解し、記憶する
8. 「美味しい」ことを覚えたので、(1)から料理がなくなるまで繰り返す
食事は「五感」をフルに使うとても難易度の高い生活行為なのだそうです。
おいしさは舌(味覚)で感じている、と考えてしまいますが、
人がおいしいと感じる時に反応しているのは鼻の「嗅覚」です。
嫌いな食べ物は「鼻をつまんで食べればいい」と言ったり、風邪をひいて鼻が詰まると味がわからなくなったり、
味というものは舌よりも鼻が大きく関わっているのです。
人は、本当においしいときには、鼻梁のわきあたりが「ひくひく」とかすかに動いて、
香りを楽しみ、その後に「おいしい」と言葉にするそうです。
食べ物を口にいれた途端に「おいしい」と言ったなら、それはうそ。
まだ風味を感じられていないうちに、お世辞で言っているのだそうです。
テレビの「食リポ」で、
食事を口に入れた瞬間、目を見開いて
「ん、ん、んーーー!美味しい!口の中に凝縮された旨味が広がりますぅー!!」とか言ってるのは、本音ではないってことですね。
食事を食べることが当たり前すぎて、難易度が高いなんて思ったことは無いのですが、
他の生活行為で、何気なく「五感」すべてを使って行うものは、食事以外、ないそうですよ(o_o)
ならば、どんな時も「五感」を意識的に使ってみましょう!
空を見る、雲を見る、風を感じる……
肌触りの良いルームウェアに変えてみる、花を部屋に飾って良い香りに包まれる、好きな香りの入浴剤でバスタイムを満喫する……
外でも家の中でも、五感を意識的に刺激するとリフレッシュできそうです。
ちょっとしたことで、人生って、もっと豊かになるのではないでしょうか(^_^)♪♪
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