4月17日、今日の京都市左京区は晴れ。
気持ちのいいお天気でした。
あまり物思いに耽るタイプではないのだけれど、
温かい紅茶を片手に個包装のユーハイムのバウムクーヘンを口に放り込みながら、ふと考えた。
どうして人間の頭には、目や鼻や口や耳など、
こんなにも重要なものがまとまって付いているんだろう?と。
今となっては、そんな姿は不気味で、イラストの宇宙人か何かのようだけど、
べつに指先に「目」が付いてたって良いじゃないか。
「鼻」が付いてたって良いじゃないか。
手の長さの分、範囲が広がるんじゃないのかな?
指先うんぬんはいいとして、
人間だけではなく、魚やゴリラ、犬やネコ、トカゲまでもが
この重要な器官を頭にまとまって付けている。
コレには、意味がありそうだぞ、
と思い調べてみると、
生物にとって一番重要なのが、食べ物をとり込むための口だそう。
ふむ。なるほど。
で、より確実に食べ物を見つけるために、
光をとらえるための目、音を聞く耳、匂いを感じる鼻、が口のそばにあると考えられるとのこと。
生物の進化を遡ると、
進化の起源であるとされている海綿動物や
クラゲやイソギンチャクなどの刺胞動物、
ニョロニョロした虫のような動物が登場します。
これらの動物の体には前と後ろの区別があり、前に口が、後ろに肛門ができました。
その一つの線形動物には目や鼻はありません。
しかし、光を感じたり、匂いを感じたりするセンサーのような細胞が口の周りにあります。
そして、これらの細胞が食べ物さがしに大変役に立ちました。
そのため、これらの動物は現在まで生き残り、いろいろな動物に進化して分かれていったそうです。
センサーのような細胞は、やがて目や鼻、耳などの感覚器官へと発達し、
神経で脳とつながり、
そこから得た情報は、脳に届けられるようになりました。
情報をはやく、正しく脳に届けるためには目や鼻、耳などが脳に近い方が便利なので、
脳も頭にあると考えられます。
では、前後の区別がないヒトデやウニは、どうでしょう?
口がおなかにあります。
これらは、幼生の間は口が頭にあり泳ぎ回っています。
しかし、大きくなると海の底に住むようになるので、新しい口をおなかに開いたのです。
海の底で暮らすためにはそのほうが都合が良かったのでしょう。
生物は、生き抜くために進化してきたんですね。
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