3月14日、今日の京都市左京区は晴れ。
でも朝はチラチラと雪が降るほどに寒く、日が昇っても寒い1日でした。
「え?右足から履くの、わたしだけなん?」
これは家族での会話。
ズボンを履くとき、どっちの足から履くかって話。
青山社長も左足から。
娘2人も左足から。
4人という小規模サンプルの統計結果も結構アテになるようで、
実は、日本人の多くが片脚立ちになって左足からズボンを履くのだそう。
こんな細部までDNAが受け継がれているのが、すごーく不思議なんだけど、
この左足から履くのは、武士の作法だったのだそうです。
武士が身につけていた袴は裾が長く、履くのが大変で、
着替え中はどうしても無防備になってしまいます。
どんなときでも敵との対戦に備えるのが武士のたしなみ。
だから、着替え中でも隙をつくらないように
片脚立ちで袴を履くようになったそうなのですが、
その際、多くの人にとっての利き足である右足で立ち、
左足から履くのが安全だと考えられたのだそうです。
これは、利き足さえ残っていれば、
もし着替えの最中に敵に襲われても、
残った足を大きく敵に踏み出したり、逃げたり、避けたり、
右足で前に飛んだり跳ねたりする事が出来るからなのだとか。
なるほどね。
そういえば私のルーツは武士の家系じゃなかったかも。(´⊙ω⊙`)
じゃあ、アメリカやヨーロッパではどうなんだろう??
欧米の映画やドラマでよく見かけるのは、ベッドなどにお尻をつき、
両足同時にバッとズボンに足を通す姿。
調べてみると、
どうやら、欧米人はその履き方が主流だそう。
ちなみに、ズボンの語源は、「ズボンッと足が入る」からだとか。
嘘みたいな話だけど、
明治時代の国文学者、落合直文がまとめた日本大辞典言泉に
「幕末の頃、幕臣大久保誠知(まさとも)といふ人の
これを穿けば、ずぼんと足のはひるとて言ひ初めたる語なり」
と書かれていて、
諸説あるけどこの説が有力なんだって。
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