名 称:高桐院(こうとういん)
高桐院は、京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の寺院。
大本山大徳寺の塔頭のひとつである。
開基は細川忠興、開山は玉甫紹琮である。
戦国時代に智将として名を馳せ、茶人としては利休七哲の1人として
知られる細川忠興が父・細川藤孝のために慶長7年に建立した寺で、
玉甫紹琮を開山とする。
玉甫紹琮は幽斎の弟で、三斎のおじにあたる。
創建については慶長6年とも言うが、創建に際して春屋宗園が与えた
偈に「寅十月十七日」とあり、干支の関係から慶長7年の創建。
正保2年に83歳で没した忠興は、遺言によりその遺歯が高桐院に
埋葬され、以後細川家の菩提寺として庇護される。