3月3日、今日の京都市左京区は晴れのち曇り。
2階のレースのカーテン越し、窓の外に人影が。
いるはずのないところに人がいると、警戒心が働きます。
なにごとかと思えば、電柱の地中化で、家の前の電線が撤去されているところでした。
街路樹と共に並ぶ電線の外された電柱たち。
役目を終えたその立ち姿は無機質で、
歩道から見上げると無駄に大きくそびえ立っていました。
電柱の前で記念撮影をする。
日本にはそんな外国人観光客もいるといいます。
というのも、電柱が珍しい外国も多いからです。
ロンドン、パリでは戦前から無電柱化に取り組み、無電柱化率100%を実現していて、
香港も100%、シンガポール93%、
ニューヨークでもすでに83%を達成しています。
日本より遅れていると思われがちなアジア諸国でも、
ソウルは46%へ、北京は34%、マニラ40%、ジャカルタ35%と、
無電柱化は着々と進んでいます。
それに比べて、
東京23区で7%、大阪5%、世界的観光都市の京都でさえ2%なんだそうです。
日本は、1986年に「電線類地中化計画」をスタートさせたのに、
当時3000万本ほどだった電柱が、増えるスピードの方がはるかに早く、
500万本も増加しているそうです。
毎年7万本ずつ増えているそうです。
いろんな利権やらコストやら、一筋縄でいかないのはわかるけど、
どうした日本。頑張れ日本。
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