大徳寺とは臨済宗大徳寺派大本山です。
鎌倉時代末期に開創され応仁の乱で荒廃したが、
一休和尚が復興しました。
桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、
信長の菩提を弔うために総見院を建立したことから、
それを契機に大徳寺に寺院を建立する事が
戦国武将のステータスとなり
塔頭建立が相次ぎ隆盛を極める。
公開される方丈は国宝であり、
江戸時代初期を代表する枯山水である方丈庭園は
日本に36件のみ存在する特別名勝に指定されています。
方丈内の襖絵八十余面はすべて狩野探幽筆であり、
禅の極みを堪能することができます。
そして、
今公開では、
狩野探幽筆による法堂の天井龍、
そして日光東照宮の日暮門の模型となっている
国宝の唐門も公開され、
間近で見ることができる大変貴重な機会となっています。