コロナ騒動で手洗い石鹸が品薄だった時に、棚に残っていたのは泡タイプの石鹸だけでした。
子供が小さかった頃は、おぼつかない小さな手で泡立てるのがヘタだったので
泡タイプの石鹸は重宝しましたが、
大人の私には物足りず、3回ぐらい洗い直してしまいます。
液体タイプは、水で溶かして使うので液体が濃く、洗浄力も優れています。
泡タイプは、泡で出てくるので液体が薄く、濃度も薄いので、
泡切れは良いですが、洗浄・殺菌能力は液体と比べると低いです。
コロナ騒動でも棚に残っていたのも少し納得です。
日本に石鹸がもたらされたのは、戦国時代、鉄砲伝来と同時期、ポルトガル船からだそうです。
このころの石鹸は大変な貴重品で、手にすることができたのは将軍や大名など限られた人たちだけでした。
洗浄剤というよりは、下剤などの薬用に使われたことのほうが多かったそうです。
一般庶民が広く石鹸を使えるようになったのは、明治時代に入ってからなのだとか。
じゃあ昔の人はどうやって手や身体を綺麗に洗っていたのかというと、
江戸時代の庶民は「米ぬか」を袋に入れ、ぬるま湯に浸して絞り、なでるように優しく洗っていたそうです。
米ぬかには酵素と油脂が含まれていて、皮膚の老廃物を酵素が分解。
油脂が毛穴からそれらを溶かし出すので、洗い流すとさっぱりとします。
「ぬか」にはビタミンやミネラルなど、栄養素がたくさん入っているので、
現在も、「ぬか」を取り入れたボディケア用品は多いです。
コロナの自粛で大学も無くバイトも無い次女が、最近しょっちゅう台所に立ってくれるのですが、
ぬか床からお漬物を出したあと、「ぬか」を故意に手に擦り付けて、ツルツルだ~と喜んでいます。
そしてその「ぬか」を、顔に塗ってみたいと言うのです。
( ̄▽ ̄)
普通の「ぬか化粧品」を買えば???
それ、塩やら唐辛子やら色々入っているよ。笑
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