8月29日、今日の京都市左京区は晴れ一時曇り。
日差しが強くなる前に、娘と孫と朝の散歩に行くのが晴れの日の日課になっています。
近所周りだけでも清々しくて気持ちがいいです。
散歩をしててちょっと気になったのは、近所の公園の雑草たち。
ここまで生い茂ったことがあったかな?と思うくらい伸びています。
長雨のせいでしょうか?コロナ禍のなんやかんやで管理会社や町内会の掃除が行き届いていないのでしょうか?
蚊がたくさんいそうで、入る気になれません。
雑草は、図鑑に記載されたとおりに生えていないことがあるそうです。
「花期は春」と書いてあるのに秋に咲いていたり、
「草丈は30cmくらい」と書いてあるのに人間の背丈ほど大きくなっていたり、
「立ち上がる」と書いてあるのに地面を這は っていることもあるそうです。
なぜそんな違いが出てくるのかというと、
雑草は「可塑性が大きい」、すなわち「変化できる力が大きい」からです。
ライバルのいない空き地のような環境で横へ横へと茎を伸ばしてテリトリーを広げていた雑草が、
ライバルとなる植物が現れると、一転して立ち上がり、
今まではびこってゲットした陣地を強化しだしたりするのです。
雑草の変化する能力には、
「環境によって自分自身を変化させていくタイプ」と
「次の世代に自分と違うタイプを残すもの」とがあるそうです。
逞しいですね。
雑草は逞しいから、
「踏まれても踏まれても立ち上がる」イメージがあります。
でも、それは誤解だそうです。
一度や二度踏まれたくらいなら立ち上がってくるかも知れないけれど、
何度も踏まれると雑草は立ち上がらなくなります。
案外弱い?と思うかもしれませんが、
実は、「踏まれたら、立ち上がらない」、コレこそが本当の逞しい雑草魂なのです。
踏まれた雑草は、踏まれてもダメージが少ないように地面に横たわるようにして生えています。
雑草にとってもっとも重要なことは、花を咲かせて種子を残すこと。
踏まれても踏まれても立ち上がるということにエネルギーを使うよりも、
踏まれながらも花を咲かせ種子を残すことにエネルギーを注ぐ方が大切なのです。
確実に種子を残す雑草の戦略は、合理的で逞しいのです。
雑草の生き方から学ぶことは、意外と多いのかもしれませんね。
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