名 称:御霊神社(上御霊神社)(ごりょうじんじゃ)
御霊神社は、京都市上京区の寺院です。
御霊神社は、近隣の氏寺として創建された上出雲寺が
あったところに、桓武天皇の勅願により延暦13年の
平安京奠都のときに、王城守護神として崇道天皇の御霊を
祀られたのが神社のおこりとされています。
平安時代には天変地異や疫病流行は怨霊のたたりであると
する御霊信仰が盛んで、この怨霊をなだめ祀るための御霊会が
数々行なわれていましたが、
御霊神社も古来より疫病除の霊社として有名で、
現在行われている御霊祭も日本最古の御霊会ともいわれています。
相国寺の北にあるこの御霊神社は、
応仁の乱発端の地としても知られています。