名 称:妙覚寺(みょうかくじ)
妙覚寺は、京都市上京区の寺院です。
永和4年、日実上人が、豪商小野妙覚の援助で
四条大宮あたりにあった妙覚の邸宅に日像上人を
開山に創建したのに始まる日蓮宗京都十六本山の一つで、
具足山と号する。
創建後に寺は各地を転々とするが、
天正18年に豊臣秀吉の都市改革令により現在地へ移建された。
旧地二条通衣棚にあったころには、
妙覚寺は本能寺と共に織田信長の上洛時の宿所とされ、
千利休を茶頭とした大茶会を催したという。
そして、
天正10年の本能寺の変の時には信長の嫡子信忠は
妙覚寺を宿にしており、光秀軍との戦いで妙覚寺は焼失した。
境内は紅葉・桜の隠れた名所として訪れる人も多い。