名 称:西陣(にしじん)
応仁の乱(1467-77)で、東軍の細川勝元に対して、
西軍の山名宗全が堀川上立売付近に本陣を築いたことから
西陣とよばれる地名となりました。
京都市の北東部。
上京区今出川大宮を中心とし北区にまたがる広い地域の総称。
安土桃山時代には豊臣秀吉が京都の再興を図り、
中国の新しい織物技術を学んだ堺の職人たちをこの地に集め、
機業地とした。狭い路地に面した古い家並みから聞こえる
機織の音は趣きがあり、現在でも西陣織の産地として賑わっている。