名 称:雨宝院(うほういん)
雨宝院は、京都市上京区の寺院です。
西陣聖天として親しまれている雨宝院は、
北向山と号する高野山真言宗の寺です。
境内東南の井戸は「染殿井」と呼ばれ、
染物に用いるとよく染まり、
夏の旱魃時においても涸れることがないという。
また、本堂前には「歓喜桜」という、
八重桜があり、開花時には根元から花をつける。
隣の赤松は「時雨の松」と呼ばれ久邇宮朝彦親王が、
参詣の折り、にわか雨を樹の下で凌がれたという話が残る。