【 近代日本画の巨匠 竹内栖鳳の別邸 】
京都画壇の重鎮として知られた
日本画家・竹内栖鳳が、
風光明媚な嵯峨の地に構えた別邸です。
公卿・壬生基修邸の一部を残し、
大正時代初期に、栖鳳の設計監修によって建てられました。
栖鳳の画室であった茅葺屋根の「霞中庵」や瀟洒な書院は、
画家の美意識を反映した独創的なデザインが見事です。
また、
保津川の石を運び込んで造られたと伝わる
保津川の景色をモチーフとした美しい回遊式庭園の眺めも
楽しむことが出来ます。