【 歴代皇女が入寺された「谷の御所」の紅葉 】
代々皇女が入寺されたことから
「谷の御所」と呼ばれた尼門跡寺院で、
尼宮たちの雅な暮らしを偲ばせる御所人形など
貴重な寺宝が残されています。
後西天皇の院御所の御殿を移築した書院は、
狩野派の作と伝わる「四季花鳥図」などの
華麗な障壁画に彩られており、
本堂は江戸幕府十一代将軍・徳川家斉が寄進したもので、
如意輪観音像を安置しています。
山裾に広がる回遊式庭園は、
樹齢350年を超えるタカオカエデをはじめ、
色鮮やかな紅葉が見事な美しい庭園です。