【 琳派の絵師・俵屋宗達ゆかりの寺 】
室町時代、
日祝上人によって開創された日蓮宗本山の一つです。
俵屋宗達ゆかりの寺であり、
境内には宗達のものと伝わる墓や、
仁王門通の名の由来となった伝運慶作の持国天像と
多聞天像を安置した仁王門、本堂などが残ります。
下地が乾かないうちに次の色を落とす
「たらしこみ」技法で牛の逞しい筋肉を表現した
宗達筆「牛図」ほか、朝鮮の「蓮紙織画」、
「三十番神像」、複雑な構造で落し蓋の底に文書を隠した
「京都十六本山会合文書箱」などの寺宝も特別展示されます。