朝から涼しい風が吹きこみ、少し肌寒いぐらいです。
北大路通りを歩いていると、ぴぃーぴぃーぴぃーぴぃー、鳥の鳴き声が聞こえます。
前方に向けていた目線を斜め右上にあげると、
いました!
下鴨陶芸さんの黄色い軒先テントの中の端っこに、
ツバメのヒナが4羽。
泥と枯れ草で固められた土色の小さな巣の中で、「おしくらまんじゅう」をしています。
生きるために、
すべてのエネルギーを、
精一杯大きく口を開けることに費やし、
ぴぃーぴぃーぴぃーぴぃーと自分の存在をアピールしています。
親鳥が運んでくれる餌を、今か今かと待ちかまえています。
北大路通りの向こう側から、親鳥が、急旋回して戻ってきました。
子供たちが待つ巣へ一直線、かと眺めていたら、
急降下して、スレスレのところを飛んでこちらを威嚇。
威嚇する姿は、まるで黒い小さな戦闘機です。
一番大きく口を開けていたヒナが、一番最初に餌を勝ち取りました。
ヒナたちは、狭い巣で、パタパタと翼をバタつかせています。
巣立ちの日も、そんなに遠くないようです。
なぜツバメが、人目につきやすい軒先や玄関の上に巣を作るかご存知ですか?
それは、人間をガードマンがわりにして、卵やヒナを鳥や蛇から守ってもらうためです。
この巣も、入口付近に作られています。
巣の真下には、幅30センチ奥行20センチ高さ40センチぐらいの大きめのステンレスの郵便受けが少し高めの位置に取り付けてあります。
その下にはインターホンが。
ツバメのフンで、べっちゃべちゃのびっちゃびちゃのどっろどろになってしまった郵便受けは、
しばらく使えそうにありませんね。。。
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