12月20日、今日の京都市左京区は、曇り時々雨。
車を運転していたら、急に雨がポツポツ。
窓の外には、車椅子のおばあちゃん。
腰の曲がった小さな小さなおばあちゃん。
それを押しているのは、きっと息子さん。
朝の散歩が日課のようです。
雨がポツポツ降ってきたので、
息子さんがおばあちゃんに傘を広げて持たせます。
車椅子にちょこんと座ったおばあちゃんは、
自分で傘を握りしめてさします。
小さな折りたたみの傘の中に隠れそうなぐらい小さな小さなおばあちゃん。
息子さんは、傘もささず、
両手でしっかりと車椅子のハンドルを握って前へ前へと歩を進めます。
顔にかかった雨の滴も拭わず、帰途を急ぎます。
親子愛のあたたかさと世代交代の切なさとが、
私の心にむぎゅっとした感情を芽生えさせました。
いま私はどちらの立場で見ていたんだろう?
ありがたいことに両親は健在です。
ありがたいことに娘が二人います。
車椅子のどちら側がわたしで、
むぎゅっとした感情はいったいなんだったんだろう?
窓の外の景色が移り変わるうちに、
むぎゅっとした感情も通り過ぎていきました。
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