3月31日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。
急に晴れてきたなと思ったら、大きな虹が北東の空にでていました。
先日、期間固定Tポイントの消化のためにポップコーンを買ったのですが、
それが思いのほか美味しくって・・・( ´ ▽ ` )
電子レンジでチンしたら袋がパンパンになるアレです。
アメリカ映画やドラマを見ていたら、
「自分らどんなけ食うねん・・・」
と突っ込みたくなるぐらいの量のポップコーンを小脇に抱えて
映画館に入って行く姿をよく見かけますが、映画に集中できるのでしょうか?笑
若かりし頃の青山社長とのデードで、私たちもポップコーンを持って入ったことがありますが、
結局ほとんど持って出る羽目になり、それから持ち込みは飲み物オンリーになりました。
ポップコーンは、紀元前3600程昔の遺跡から出てきているほど歴史は古いのですが、
お菓子として食べられるようになったのは1800年代の中頃からなのだそうです。
1885年に初めて蒸気動力を使ったポップコーンメーカーが作られると、
ポンポンと跳ねるコーンに人々は興味津々。
手軽に袋に詰めて販売できるのでお祭りやサーカスなど催し物で大人気になりました。
映画館が誕生すると、当然映画館でも売られるようになりましたが、
映画館の洗練されたイメージを保ちたい劇場主たちは、
ポップコーンの販売を拒んでいたといいます。
美しいカーペットが散らかるうえに、まだ無声映画の時代であったため、
ポップコーンが弾ける音が観客の気まで散らしてしまうことになるためです。
音声が付き、映画は大衆娯楽へと発展しますが、
この時点でもまだ、劇場主たちはポップコーン導入に後ろ向きだったそうです。
しかし、1929年に世界恐慌が起こると、
人々はますます気晴らしに安価な娯楽を求めて映画館に殺到したそうです。
人の集まるところに集まる商人たち。
映画館への道で1袋5~10セントというお手頃なポップコーンの路上販売を開始。
調理場のいらないポップコーンメーカーは移動式屋台に最適だったのですね。
しかし、こうなったら映画館側も商人に負けちゃいられません!
o(`ω´ )o
自分たちも売ればいいんだ!
ということで、ポップコーンを館内で売るようになったのだそうです。
第二次大戦中の材料不足など、ポップコーン業界にも色々ありましたが、
上映前のポップコーンのコマーシャルが大流行し、
映画館とポップコーンの繋がりはさらに固くなっていったそうです。
ポップコーンの材料費が安価というのもあるのですが、
ある売店のポップコーンの利益率は85%ほどもあるのだとか!
それだけでもびっくりなのに、
今では、ポップコーンを始めとする売店からの収入が、
映画館全体の利益の40パーセント強を支えているのだとか!?(´⊙ω⊙`)
おそるべしポップコーン ∑(゚Д゚)
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