8月5日、今日の京都市左京区は晴れ。
室内から外に出た時、日差しの眩しさに驚きました。
今日も暑いけれど良いお天気です。
小学校のプール帰りの男の子が、耳に水が入っているのか、
首を傾けながらケンケンしたり耳に指を突っ込んだりしながら歩いていました。
この子に教えてあげたかった耳寄りな情報・・・
耳な、だけに・・・( ̄▽ ̄)
耳から水が出てこないワケ、
実はコレ、
耳の中をイヤースコープで覗いてみると、
耳の穴の一番奥は角度が急になっていて、
その奥の窪みに溜まった水が、
表面張力で耳の内部にくっついてしまっているからなんです。
子供の頃、何回ケンケンしても頭を傾けても出てこなく、
熱い岩や地面に耳をつけたら、じわ〜っと流れでてくれたりしました。
手のひらに水をすくい、耳の中に入れてから頭を傾ければ良いという人もいました。
今から考えれば、その窪みに入った水の塊よりも大きな水の塊にしてしまい、
窪みから出すという方法なのでしょう。
でも、要は、表面張力をとってやれば良いのです。
てことで、超手っ取り早いのは、
水の入った耳の中に消毒用のアルコールをほんの一滴入れ、
しばらくしてからケンケンする方法。
アルコールは水に比べて表面張力が非常に弱いので、
耳の中の水にアルコールを入れることで、
水玉状に張り付いていた水の表面張力が弱まって流れ出るのです。
ちなみに、忘れた頃に耳から水が出てくるのも、
体温が温まって水の表面張力が弱まったからだと考えられるそうです。
熱い石やコンクリートに耳をつけるのも、同じ原理ですね。
今年の夏、海やプールで耳に水が入ってしまったら、
ぜひ一度試してみて下さい。
手近にアルコールがあれば、の話ですけど、ね。( ̄▽ ̄)
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