Google よし、京都に行こう!: 実はウソだった?

2019年11月9日土曜日

実はウソだった?

11月8日、今日の京都市左京区は晴れ。
日中は窓を開けていても暖かく、空は青く澄んでいました。

誰が読んでいたのか窓際の台の上に「人名・地名おもしろ事典」という本が置いてありました。

古臭い匂いのするその本を、ちょっと手に取って読んでみると、
最初のページに「びっくりする苗字」のことが書いてありました。
なんて読むでしょう?みたいな、ね。

読めないキラキラネームに出合うことが多い昨今、滅多にないけど、
たしかにたまになんて読むの?(´・_・`)?という苗字の人に出逢います。

「醤油(しょうゆ)」、「御手洗(みたらい)」、「我孫子(あびこ)」、
「回り道(まわりみち)」、「卍山下(まんじやました・まんざんか)」、
「鼻毛(はなげ)」、「肥満(ひまん・こえみつ)」、
「禿(とく・かむろ)」、「馬鹿(ましか)」など、
変わった読み方をするのか、そのまま読んじゃっていいのか分からない珍しい苗字もあります。

「一」と書き、(いちもんじ・でかた・にのまえ)などと読みます。

(にのまえ)と読むのは、「一は二の前」だから。

「小鳥遊」と書いて(たかなし)
由来は、「小鳥が遊ぶ」→「天敵がいない」→「鷹がいない」→「たかなし」なのだそう。

「月見里」と書いて(やまなし)
「月が見える里には山が無い」からなんだとか。

そんな苗字。

江戸時代には幕府の政策で、武士、公家以外は原則として名字(苗字)を名乗ることが許されませんでした。
だから「江戸時代の庶民には名字が無かった」と語られることがよくあります。

でも、実は、コレ、ウソ。

農民など庶民もちゃんと名字を持っていたのですが、当時は明確な身分差別があったので、
武士以外は名字を名乗ることができなかっただけなのです。

名字があっただけでなく、江戸時代まではペンネームのように名字を自由につけられたそうなんです。

基本的に住んでいる地域にちなんだ名字をつける人が多かったのですが、
別の場所に移り住めばその土地にちなんだ名字に変えていたそうです。

自由に変えることができたので、親子で名字が違うこともあったそうですよ。



興味のある人、どうぞ♪( ´θ`)ノ
あなたの苗字(名字)調べられます。
名字由来ネット↓↓↓

https://myoji-yurai.net/sp/prefectureRanking.htm

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