12月7日、今日の京都市左京区は晴れ時々曇り。
連日、リニューアルオープンした高野の旧・カナート洛北、
現・洛北阪急スクエアの車の渋滞が青伸ホームの前まで連なっています。
Googleマップで見てみると、距離として700メートル。
「満車」と書いたプラカードを持ったアルバイトの人がこんなところまで来ていて
なんだか不思議な光景です。
海外で話題の店がオープンしたり、美味しい店に行列ができている様子を、よくテレビで見かけます。
美味しいものが食べたいから、お目当のモノをゲットしたいから、
いい席を確保したいからなどと言った理由から人々は行列をつくります。
また、社会的動物である人間は、情報が不確かなときは他者の行動を参考にし、
お客さんの少ない店よりは行列店の方に入りたくなるし、
行列店に入ることで、多数派に所属したことにより安心感を得ている、と聞きます。
しかし、行列といって私が思いつくのは、なぜか「大名行列」。笑
「下に~」「下に~」の声にあわせて、百姓や町人が慌てて脇に寄り
平伏している時代劇のシーンを思い出すのです。
大名行列は、平均すると1日10里(4km)を歩いていたそうなのですが、
籠に乗ったお殿様のトイレ事情はどうだったんだろう?と、いらぬ心配をしたことがあります。
その時に知ったのですが、
大名行列には、お殿様の「トイレ専用おまる」を乗せた籠が、ちゃんと別に用意されていたそうです。
トイレに行きたいと思ったお殿様がお付きの者に何らかのサインを送ると、
お付きの者がすばやく専用の籠に連絡をしに行き、
専用のおまるを乗せた籠がお殿様の乗っている籠に横付けされる。
お殿様は乗り移って用を足す。
このようなことが行われていたそうですよ。
行列のみんなにも、いい休憩になっていたかもしれませんね。笑
ちなみに、行列には「何分待ち」と時間が表示されることも多いですが、
行列の待ち時間がわかる公式があります。
『待ち時間=行列の人数÷1分間の到着人数』で算出できるのです。
例えば、店の前で並んでいる人を数えて、
自分の後ろに1分間に何人並んだかを数えます。
もし15人並んでいて、自分の後ろに1分間に3人並んだら、
5分後に自分の順番がくるというわけです。
「リトルの法則」という有名な公式なので、
人気のラーメン店などで並んだ時に、一度算出してみてくださいな。
( ´ ▽ ` )ノ
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