名 称:化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
化野念仏寺は、京都市右京区にある寺院です。
化野は東山の鳥辺野、洛北の蓮台野と並ぶ
平安時代以来の墓地であり、風葬の地として知られています。
【 歴史 】
伝承によれば弘仁2年、空海が五智山如来寺を建立し、
野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのに始まるとされ、
後に法然が念仏道場を開き、念仏寺となったという。
本尊は阿弥陀如来像、本堂は江戸時代の正徳2年に寂道により
再建されたものです。
境内の約8000体という夥しい数の石仏・石塔は、
明治36年頃に、
化野に散在していた多くの無縁仏を掘り出して集めたものです。
境内には水子地蔵もあり、
地蔵菩薩の縁日には水子供養が行われています。