名 称:元慶寺(がんけいじ)
元慶寺は、京都市山科区にある寺院です。
藤原高子の発願により建立。
僧正遍昭を開基とし、元慶元年に建立されました。
現在の伽藍は安永年間の再建と伝わっています。
西国三十三所霊場の番外札所である。
本尊は薬師瑠璃光如来。
寛和2年、花山天皇がこの寺で藤原兼家、
道兼父子の策略により出家させられ、
兼家の外孫である懐仁親王が帝位についた。
花山法皇の宸影を安置する寺で花山寺とも呼ばれ、
大鏡では花山寺と記述されています。