名 称:岩屋神社(いわやじんじゃ)
岩屋神社は、京都市山科区にある寺院です。
本殿背後の山腹に奥之院あるいは岩屋殿と呼ばれる
陰陽2つの巨巌があり、これを磐座として祀ったのが
当社の起源です。
社伝では、仁徳天皇31年の創建と伝えられています。
寛平年間、陰巌に栲幡千千姫命、陽巌に天忍穂耳命を祀り、
岩前の小祠に饒速日命が祀られました。
これは、物部氏系の大宅氏が、
山科を開拓するに当たり祖神を祀ったものです。
治承年間に園城寺僧徒によって社殿が焼かれ、
旧記も失われました。
弘長2年に再建されました。
中世には「東西上の岩屋三社」と呼ばれていました。