4月1日、今日の京都市左京区は曇り時々晴れ。
新年度、新学期の始まりの今日は、心機一転頑張ろう!
なんて思う人も多いと思います。
物事というのは、いつからでも始められるんだけど、
どうもこういう切り替わりのタイミングっていうのは利用しやすいように思います。
さて、突然ですが今日の「へぇー」のお話です。
なぜか娘が「男尊女ヒの"ヒ"ってどんな字やっけ?」と聞いてきたので、
「卑弥呼の卑みたいな字。いやしい、って字。卑しい。・・・てか、卑弥呼の卑やんっ!」
ってなったわけなんだけど、
二人で、え?なんで卑弥呼に「卑しい」って漢字が使われてるの???
そこで、調べてみると同じ質問をされている人がたくさん。
最初に見た回答は、
「これは当て字で、当時の中国は正統な王朝以外の国々はみな蛮族と考えて、
国名も人名も卑賤な言葉に置き換えて表現するのが通例だったので卑という字が使われている。
邪馬台国という国名も「邪」や「馬」という卑しい意味の文字が使われている。」
というような内容でした。
しかし、別の人が中国の人に「卑」という漢字の意味と、この漢字をどう思うか聞いてみると、
「下の意味、人の姓、謙遜の意味があり、
また、卑弥呼という名前を悪く思わず、むしろ名前としてたいした意味はない。」とのことでした。
他に、とても詳しく回答されている方がおられました。
私たちが社会の授業で「魏志倭人伝」と習った「烏丸鮮卑東夷伝」に
「倭人」について書かれている部分があり、
そこに初めて卑彌呼という名前が出てきて、後にも先にも一切出てこないそうです。
そしてそこには、
「其國本亦以男子為王住七八十年倭國亂相攻伐歴年乃共立一女子為王名曰卑彌呼」と書かれています。
「王名曰卑彌呼」から「王名曰く、卑彌と呼ばれる」
と訳すのが正しく「卑彌」こそが呼び名だそうで、
魏時代の発音は「ペィミ」「ピミ」になるそうなんです。
私たちが習った歴史は、ほんの氷山の一角。
世の中には賢い人が、多いなぁー、と、どんな回答を見ても「へぇー」の連続です。
私も心機一転、何かがんばろっ!
【 京都市北区・左京区・上京区の不動産のことなら青伸ホーム 】
< 青伸ホーム:
公式ホームページ >
< 青伸ホーム:
Twitter >
< 青伸ホーム:
Facebookファンページ >
< 青伸ホーム:
Google+ページ >