9月30日、今日の京都市左京区は晴れ。
明日から衣替え。今年はまだ暑そうですね。
この衣替え。始まりは平安時代の宮中で、日本特有の習慣です。
この頃の日本の朝廷は中国の習慣や文化を参考にして取り入れていて、
旧暦の4月1日と10月1日にそれぞれ夏服と冬服に替える「更衣」という決まりを設けました。
やがて、「更衣」は民間にも広がっていきましたが、
実は、天皇の衣類の世話をする女官のことも「更衣」といっていて、
後に天皇の寝所に奉仕する女官で女御(にょうご)に次ぐ者を指すようになったので、
民間では更衣とは言わず衣替えと言うようになったそうです。
季節による取り替えは衣服以外にも及び、
例えば、貴婦人が手に持つ扇も冬はヒノキ製の扇、
夏は紙と竹製の扇と決められていました。
そして時代が進み、着物も裏地付きの物や中綿を入れたタイプの物が着られるようになってくると、
年に2回の衣替えでは対応できなくなってしまったので、
江戸幕府は武家の制服を公式に年4回の衣替えでの出仕を制度化しました。
そして一般庶民もこれに従うようになりました。
明治政府は洋服を役人・軍人・警察官の制服に定め、夏服と冬服の衣替えの時期も制定し、
やがて、これが学生服や一般の人にも定着し、
官公庁・企業・学校が毎年6月1日と10月1日に衣替えを行うようになったそうです。
(´⊙ω⊙`)
昔の着物の時代の衣替えは、
同じ着物の裏地を付けたり取ったりして仕立て直して着るのが普通だったので、
主婦の方々は大変だったでしょうね。
ちなみに、北海道では6月15日が夏の衣替え、9月15日が冬の衣替えの日としているところが多く、
沖縄では、5月1日が夏の衣替え、11月1日が冬の衣替え、としています。
【 京都市北区・左京区・上京区の不動産のことなら青伸ホーム 】
< 青伸ホーム:公式ホームページ >
< 青伸ホーム:Twitter >
< 青伸ホーム:Facebookファンページ >
< 青伸ホーム:Google+ページ >
気に入ってるなら、それでいい。
-
京都市北区・左京区・上京区の不動産のことなら青伸( あおしん
)ホーム。京都の北区・左京区はもちろん京都市内で幅広く活動をさせて頂いております。不動産をお探しのお客様「 京都市 青伸ホーム
」がサポート致します。地元(京都市 左京区)密着の不動産会社 青伸ホ...
4 か月前