青空が広がる気持ちのいいお天気です。
朝から青伸ホームのガレージの方から、時折聞こえるチュン、チュン、という鳴き声。
スズメのヒナかな?
なんとなくガレージの中で鳴いているような気がしたけど、
ちょうど契約中だったのでウロチョロするわけにもいかず、ガマンガマン。
動物好きの青山社長もきっと気になっていたはず。
お客様をお見送りして、キョロキョロとガレージを見まわしながら戻ってくる青山社長の足が不意に止まりました。
事務所から動向を見守っていた私を手招きで呼ぶので見に行くと、
5センチぐらいの小さなうぐいす色っぽいヒナが、
玄関前に置いてある鉢植えのシマトネリコの枝にかぼそい脚で掴まりジッとしていました。
ちっさ。
なんの鳥?目の周り白くないけどメジロのヒナ?
すぐにネットで調べると、やはりメジロのヒナでした。
少し早めの巣立ちだったのか、まだまだ弱々しい。
巣立ち前の「もっと小さなヒナ」が落ちていた場合などは
巣に戻してやったりした方が命を助けられる可能性が大きいですが、
野鳥のヒナは基本的に拾ってはいけません。
必ず親鳥が近くにいるので、「拾う」ということは「誘拐」にあたるそうです。
このヒナも、人影がなくなるとチュンチュン鳴くので元気そう。
ガレージの外で、それに応える親鳥らしい鳴き声も聞こえるので、
室内からガラス越しで観察していると、
チチチチュルチュルチチチと警戒しながらも餌を与えに来ました。
それも、10分おきぐらいに。
親鳥がついているなら安心、と仕事に戻りましたが、やっぱり気になる。
仕事が手につきません。ついついガラス越しにガレージを覗きに行ってしまいます。
またまたしばらく見ていると、やたら近くでチュルチュルチチチと鳴き続ける親鳥。
まだ弱々しい翼を震わせるヒナ。
まさかこんな状態でもう一度飛び立つつもり?
と思った瞬間、落ちるように枝から羽ばたきました。
ガレージに落ち、タイヤのホイルに入るかのような羽ばたき。
方向を変えて壁に当たりながらなんとか翼をワサワサ。
見守っていたけど、慌てて青山社長とガレージに出ました。
というのも、実は、この子の兄弟らしき無残な姿を、
お隣のかごの屋のガレージで青山社長が数十分前に発見していたからです。
こんな北大路通面しのガレージから地面を這うように飛び出しても踏まれるか轢かれるか。
保護してはいけないけれど、せめて青伸ホームの庭にこのヒナを持って行った方がマシ?
さっき親鳥がエサを探しに庭に来ていたからわかるはず!
おもむろにチリトリを持ってきた青山社長。
うまく飛び乗ってくれたので空き地のような庭に運ぶと、これまたうまくモミジの木に飛び移ってくれました。
ピーピー鳴いてくれるかと思ったけど、バタバタとして疲れたのか鳴きません。
ガレージの前の街路樹では親鳥がピーピーピーピーと鳴きながらヒナを探している様子。
ダメ元で撮っていたヒナの鳴き声の動画を庭で流してみたら、
それが功を奏したのかわからないけど、すぐに親鳥がやってきました!
親鳥の鳴き声に応えるヒナ。
親子の再会です。
とりあえず、ひと安心。
事務机の真横の窓からヒナの様子を伺えるから、さらに仕事は手につかず。笑
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