【 借景が作り出す美しい名勝「月の庭」 】
「清水の舞台」で知られる世界文化遺産・清水寺。
勤王僧として知られた
月照上人・信海上人が住職を務め、幕末史にも登場します。
庭園は、
月光に照らされた庭の美しさから「月の庭」と
呼ばれる江戸初期を代表する名庭園です。
東山を借景として、
階段状の刈り込みや灯籠の配置などに奥行きを
感じさせる工夫が凝らされ、
豊臣秀吉寄進の「誰が袖手水鉢」や、
「烏帽子石」「蜻蛉(かげろう)灯籠」などが