【 妙心寺四派の源流「四河一源」の庭 】
文明12年、妙心寺中興の祖・雪江宗深を開祖として
創建された塔頭寺院です。
雪江禅師には、のちに「四派」の祖として
妙心寺発展の礎となった四人の弟子があり、
これに因んで名づけた「四河一源の庭」は、
一面の苔に石組みと楓が調和して美しい枯山水庭園です。
また、
江戸初期再建の方丈に残る狩野派の絵師・大岡春卜筆の
水墨障壁画「龍虎羅漢図」「獅子図」や、
楠の一枚皮で張られた天井が珍しい茶室「長法庵」なども
特別公開されます。