立春の前日にあたる節分の日に行われる「追儺」の儀式は、
これから一年の災厄を祓い病いを除く祈りをこめた年中行事です。
京都の「乾の隅」の守りとして建立された北野天満宮は、
災難除・厄除の社として、
古くから朝廷や都人の篤い信仰を集めています。
当日は、本殿にて節分祭が斎行され、
社頭では朝より夕刻まで災難厄除けの
お札・お守り及び銀幣が特別授与されます。
また神楽殿にて、「北野追儺狂言」や、
上七軒歌舞会による日本舞踊が奉納され、
豆まきが行われます。