醍醐寺開山以来一千有余年の今日に至るまで
毎年2月23日に醍醐寺の祖師である、
理源大師聖宝の遺訓に則って、
上醍醐五大堂等に於いて修行された「仁王会式」の
大法要を中心とする醍醐寺最大の行事です。
当日限り、七日間二十一座にわたりご祈祷され、
人の御身を守り、家を護り、あらゆる災難を払い除け、
その身は無事息災、
一家は安泰隆昌になるといわれるご本尊「五大力尊」の分身
「御影」が授与されます。
また近年は、
五大明王の霊験を授かろうということから、
五大力餅という巨大な餅を持ち上げる、
「餅上げ」が名物となっており、
女性は90kg、男性は150kgの大鏡餅をを抱え上げ、
その時間を競うとともに、無病息災、身体堅固を祈ります。