3月21日、今日の京都市左京区は、昨夜から降り続いている雨がしとしとと降っています。
春の雨は本当に優しく降りますねぇ。
今日のような雨を「催花雨」というそうです。
4月下旬から五月上旬にかけて、早く咲いてくれ、
と花にうながしているかのような雨をこのように呼ぶそうです。
この雨を見て、洗濯物が乾かない、なんて考えていた私。
昔の人は、花を咲かせる恵みの雨だと考えていたんですねー。
なんともまぁ趣があります。
雨に関する言葉は本当に多く存在します。
春の雨につけられただけでも50個以上あるそうです。
「桜雨」「春時雨・花時雨」「甘雨」「催花雨」
「養花雨・育花雨」「軽雨」「杏花雨」「雪解雨」「春雨」・・・
桜雨は、桜の花が咲くころに降る雨。桜の花に降る雨の様子も表します。
杏花雨は、あんずの花が咲く時期に降る春の雨のこと。
雪時雨( ゆきげあめ)は、雪を溶かす春の雨。雪消しの雨ともいいます。
植物にとって雪を溶かして水分を得ることは芽吹きに繋がるので、
春の到来を告げる雨だとされているそうです。
雨に関する言葉からは、古人がどのように雨と接してきたかを伺うことができますね。
四季だけでなく、毎日の少しずつの変化にさえ敏感に感じ取った繊細な日本人の心。
日本らしくて美しくて素敵な言葉が多いです。
娘たちに、どんな雨を知っているか聞いてみたら、
「春雨・霧雨・梅雨・狐の嫁入り・・・」
少し考えて
「ゲリラ雨・ゲリラ豪雨・ゲリラ雷雨!
集中豪雨に酸性雨!」
だと。(;ω;)
これが、今の日本なのかもしれません。
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