名 称:清滝(きよたき)
清滝は、京都市右京区にございます。
愛宕神社への参詣路で、戦前はケーブルもあったとか。
清滝には、渓流沿いに料亭や旅館が点在し、
京都の納涼避暑地です。
清滝から北へ進むと紅葉の名所高雄、神護寺、
国宝の鳥獣人物戯画とともに世界遺産の寺として知られる
高山寺などがございます。
俳聖・松尾芭蕉が句を詠み、
徳富蘆花が失恋の傷みをいやし、
与謝野鉄幹と晶子もここに逗留、
「ほととぎす嵯峨へは一里 京へ三里 水の清滝夜の明け易き」と
詠まれたロマンの地でもあったようです。