名 称:西明寺(さいみょうじ)
西明寺は、京都市右京区にある寺院です。
山号は槇尾山、本尊は釈迦如来。
周山街道沿いの高雄山神護寺、
栂尾山高山寺とともに三尾の名刹として知られています。
【 歴史 】
寺伝によれば、天長年間に空海の高弟 智泉大徳が
神護寺の別院として創建したと伝えられています。
その後荒廃したが、建治年間に和泉国槙尾山寺の
我宝自性上人が中興し、本堂、経蔵、宝塔、鎮守等が
建てられました。
正応3年神護寺より独立しました。
永禄年間の兵火により堂塔は焼亡し、
神護寺に合併されるが、
慶長7年に明忍律師により再興されました。
現在の本堂は、元禄13年徳川綱吉生母桂昌院の寄進により
再建されたものと言われるが、
東福門院の寄進によるとする説もございます。