1月20日、今日の京都市左京区は曇り時々ポツポツ雨。
少し薄暗い空の下、いつも遠くに見ていた山をいつもより近くで見た。
林立する木々。
はっきりと見える木の幹は、空の影響か、薄暗い色に見えた。
何かが原因となっているのか、ただ落葉樹なのか、
雑木林の中に一本だけ白く乾いた丸裸の木が両手を挙げて立っていた。
その姿は、ウルトラマンや仮面ライダーに出てくる怪獣のようで、
ギャーギャーと耳障りな声で叫んでいそうだった。
「怪獣」という言葉を調べると、
「怪獣とは、正体が不明な生物のことである。
特に特撮作品などでは人類の脅威となる敵役の醜い生き物をそう呼ぶことが多い。」
とある。
なのに、花のOL時代に、ある男性社員から、
「◯◯さんって、キングギドラに似てるよな!(⌒▽⌒)これあげるわ♪」
と、
手のひらサイズの小さなキングギドラの消しゴム?を手渡されたことがある。
手のひらには、翼を広げ、3本の首をもたげた黄土色の小さな怪獣がのっていた。
未だに解せぬこの出来事。
私とキングギドラの共通点?
何人かの友人に、この出来事を話したことがある。
皆、笑いながら、なんとなくわかるぅ〜とケラケラ笑いながら頷く。
今なぜ頷いた?
解せぬ。
そういえばあの時、周りにいた他の男性社員たちも、どこかニヤリと頷き顔だった。
なぜ???
・・・解せぬ。
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