名 称:安楽寿院(あんらくじゅいん)
安楽寿院は、京都市伏見区にある寺院です。
京都の南に位置した鳥羽離宮の東殿に鳥羽上皇が造営した
仏堂を起源とする皇室ゆかりの寺院です。
境内に接して鳥羽天皇と近衛天皇の陵がございます。
【 境内 】
境内には大師堂、阿弥陀堂、書院・庫裏などが建つが
いずれも近世以降のものです。
本尊を安置する阿弥陀堂よりも弘法大師像を安置する
大師堂の方が規模が大きい。
大師堂
慶長元年の地震で倒壊した新御塔の材を用いて建てたものです。
阿弥陀堂
本尊阿弥陀如来坐像を安置する。昭和34年(1959年)の建立。
書院・庫裏
寛政7年(1795年)の建立。
五輪塔
境内北西の老人ホーム前にあり、弘安10年の銘がある。