6月17日、今日の京都市左京区は、曇りのち雨のち晴れ。
夕方、いつもより暗くなるのが早いなーと思っていたら突然大粒の雨が降ってきました。
夕立?
積乱雲は見当たりません。厚い灰色の雲が広がっています。
雷も鳴りません。
雨が降ったりやんだり。
まだまだ梅雨のお天気です。
前を走るヤサカタクシーのリアウィンドウに、『京都国立博物館』の広告があります。
「徳川将軍家と京都の寺社~知恩院を中心に~」とあります。
徳川家と京都といえば、徳川慶喜が将軍の時に、二条城で行われた大政奉還が有名です。
徳川家=江戸というイメージもありますが、徳川家を偲ぶ史跡は、京都には沢山あるのです。
その中でも有名なのが、知恩院。京都の人からは、「知恩院さん」と親しみを込めて呼ばれています。
知恩院(京都市東山区林下町400)は、浄土宗の総本山で、鎌倉時代に法然上人が住み、念仏の教えを説いたところです。
知恩院は、実は徳川家から最も多く援助を受けた寺院なのです。
徳川家康は熱心な浄土宗信者だったので、知恩院を徳川家の香華所(仏前に香や花を供える役割を担う寺院)に定めました。
また家康の母君の於大の方の永代菩提寺に定め、寺領を大幅に拡張しました。
さらに、徳川秀忠は、1619年に三門を建立しました。
1633年には火事で大半の建物を失いますが、徳川家光によって再建され、1641年には完成に至っています。
このように、841年もの歴史を持つ知恩院は、江戸時代、徳川将軍家の厚い庇護を受け発展したのです。
そんな知恩院の魅力は、なんといっても、日本最大級の木造二重門の三門でしょうか。
四季折々の美しさを見せる庭園もとても美しいです。
また、知恩院には「鴬張りの廊下」や「忘れ傘」や「抜け雀」などという七不思議も伝えられていますので、
ぜひ見つけてみてください。
歴史を知って拝観する京都の寺社は、おもしろいですよ。
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