Google よし、京都に行こう!: 食べ終わってからの方がいい。

2019年4月8日月曜日

食べ終わってからの方がいい。

4月7日、今日の京都市左京区は晴れ。
今日もいいお天気、桜が満開です♪

賀茂川も植物園も小さな公園まで、桜が綺麗なところはどこも人が満員です。

お弁当屋さんは長蛇の列。
公衆便所も長蛇の列です。

公衆便所といえば、トイレ。
今回は中世のヨーロッパのトイレの話なのですが、
その頃はまだ一般家庭にはトイレがなく、
大きなコーヒーカップのような「おまる」に用を足し、
いっぱいになったら所定の場所に捨てに行く決まりだったのですが、
邪魔くさいのかなんなのか、窓から投げ捨てる習慣になっていたそうです。

そんなことが積み重なると汚物も積み重なり、道路は、
そりゃまぁ描写するのもおぞましいほどえらいこっちゃになっていきました。

街中にうず高く積もった汚物。

それを避けるために、ハイヒールやブーツなどの丈の高い靴が考案されたのは有名な話。

今は姿を消しましたが靴の上に履く靴等も利用されていたそうです。

しかし、このような背景からヨーロッパでは香水が発達し、

お姫様ドレスと表現したらいいのでしょうか、舞踏会で着るドレスの「フープスカート」も、
舞踏会に参加した女性が庭の茂みで用を足しやすいようにとの配慮から生まれました。

と、私もここまでは知っていたのですが、

実は、日傘も中世ヨーロッパで流行したものだったのです。

そうです、ご想像の通り、道路を歩いていた時、
上から降ってくる排泄物を直に被らない為に、です。

当時の紳士達のシックなシルクハットとマントの外套姿も、
実は投げ捨てられる汚物から衣類を守るためだったのだそうです。

バケツを被って歩いているようなものでしょうか??

ハーブや香辛料も、街にたちこめる悪臭の解消のために発達しました。

ヨーロッパの街並みにサンルーフのついている家が多い理由は、
上階から降り注いでくる汚物から人々を守るという切実な理由があったからだそうです。

なんでも、17世紀のルイ14世は、
ルーヴル宮殿が汚物まみれになったために、ヴェルサイユ宮殿に引っ越してきたのだそうですよ。

1つの城に長く住み続けると、その城があまりにも不潔になってしまうので、
中世・ルネサンス時代の王様は、1つの城にじっとしていることが少なく、
城から城へと渡り歩いていたそうです。


もちろん国王の威光を誇示する必要もあったのでしょうけど、ね。

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