9月29日、今日の京都市左京区は晴れ。
爽やかな秋晴れです。
綺麗な青空です。
「天高く馬肥ゆる秋」というだけあって、
馬ではない私の食欲も増進中。
代謝能力があからさまに落ちている昨今、
このままでは行く末は見えています。
確かに秋の空は高いです。
雲の位置が高いような気がします。
のんびりとした秋の日に、
この「天高く馬肥ゆる秋」という故事が頭をよぎったわけですが、
原典の漢書は、なかなかキビシイお話なのです。
漢書には
「秋至れば馬肥え、弓勁(つよ)く、即ち塞(さい)に入る」
と書かれているのですが、
夏に草をたくさん食べた匈奴(北方)の馬たちが
攻め込んでくるという警告の意味なんです。
つまり、『秋は戦いの季節になる!』
ということを当時の中国人たちに示唆した言葉なのです。
秋は収穫の季節。
略奪を企む匈奴たちは、夏の間に争いのためのエネルギーを蓄えていたのです。
「天高く馬肥ゆる秋」とは、
「馬が肥える頃になると争いが起こる、国民は戒めて防戦の準備をせよ」
という警告だったのです。
匈奴が滅んだ後は、
現在の意味である秋の爽やかな天候のことを示すようになったそうです。
のどかな日々を過ごさせてもらっている私には、
「食べ過ぎ注意」って警告に感じますけどね。
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