4月20日、今日の京都市左京区は晴れ。
今日も、いいお天気です。
アゲハチョウとモンシロチョウが、青伸ホームの庭をヒラヒラと飛び回っています。
裏のお家の木の中では、ピーピーピーピーと数羽の小鳥が甲高い声でさえずっていて、
時折木の隙間から慌ただしく動く姿が見えます。
暖かくなり、
動物たちの動きも活発になり、
それをのんびりと事務所の窓から眺めていたわけですが、
この、「動くものを目で追う」というのは、
太古の昔から、人間が生き延びるために備え持った、
闘争・逃走本能、習性なのですよね。
まだうちの子が小さい時、
なぜか一瞬アマガエルを小さなカゴの中で飼うことになって、
その餌やりに困ったことがありました。
なぜって、カエルは動いている虫しか食べてくれないからです。
見えてないワケではないようだけど、
カエルが、目でとらえるものは二つだけなのだそうです。
小さく動く捕食の対象と、
大きく動く天敵、
の二つだけ。
生きるために反射的に食べる。
生きるために反射的に逃げる。
どうやらカエルは生きるのに精一杯なようです。
我々人間も、ある意味生きるのに精一杯なのかもしれないけれど、
本能的な習性は残っているものの、
必要のないものまでたっぷりと見ることができるってことは、
それは、余白であり余裕であり遊び部分であり・・・
なんだか色々な可能性に満ち溢れている、ハズ、なのです。
せっかく人間に生まれてこれたのだから、
この「可能性」
使わにゃ勿体無い!!
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