11月22日、今日の京都市左京区は晴れ時々くもり。
南東の空に輝く太陽はキラキラと輝き、眼を細めないと運転しづらいぐらいの眩しさです。
昨夜から降っていた雨が街路樹の葉を落とし、堀川通りを西に超えたあたりから、
北大路通りの歩道には、竹ぼうきで落ち葉を掃く人があちらこちらに。
歩道にくっついた濡れ落ち葉は重く集めにくそうです。
今宮門前通りの東側に、青々と美しい竹林が覗く龍翔寺の土塀があります。
龍翔寺とは、大徳寺の境内内西端にあるお寺で、拝観はできませんが、
豊臣秀吉の母・大政所(おおまんどころ)のお墓がある、
今は大徳寺派の修行専門道場になっているお寺です。
そんな龍翔寺の土塀は、白壁に古い瓦を埋め込んで横縞模様をつけた不思議な土塀です。
土塀の前の歩道には、電信柱ぐらいも高さがある大きなイチョウの木が並んでいます。
すっかり黄色く染まったこのイチョウの葉も、昨夜の雨でたくさんの葉を落としていました。
落とされた扇型の葉は、辺り一面を黄金色に染めています。
道端に三脚を構え、ファインダーを覗きシャッターを切るロマンスグレーの男性。
大きめのレンズに添える手や眼、身体からはプロの気迫。
キラキラと差し込む朝日、通行する人や車、
最高の1枚を撮るための闘いが始まっていました。
たまたまここが綺麗だったから撮影している、という感じではありません。
おそらく昨夜、雨が降り出した時から、こうなると確信してここに撮影に来た。
そんな風に感じられました。
ふと、青山社長の「カブトムシ採り」が思い出されました。
雨上がりの蒸し暑い夜中、ウキウキして友達と山に採りに行く青山社長。
雨上がりの今朝のロマンスグレーのカメラマン。
分野は違うけれど、なにか共通するものを感じました。
【 京都市北区・左京区・上京区の不動産のことなら青伸ホーム 】
< 青伸ホーム:公式ホームページ >
< 青伸ホーム:Twitter >
< 青伸ホーム:Facebookファンページ >
< 青伸ホーム:Google+ページ >