11月28日、今日の京都市左京区は曇り。
昨日1日外出しなかっただけで、北大路橋から見える景色が、なんだかいつもと違います。
なんだか冬景色です。
枝ぶりが丸見えの木々が増えていました。
時折吹く北風が、残りの葉っぱももぎ取っていきます。
雪が降るように舞う褐色の葉。
たくさんの葉がひらひらひらひらひらひらと灰色の空を舞う姿は、
どこか寂しげでもあるけれどとても美しく、葉っぱは舞っているのに時が止まって見えました。
道行く人も何人か、少し歩を緩め、空を舞い散る葉っぱを見上げていました。
ハッと気付きました。
たった今、私は、「侘(わび)寂(さび)」ってやつに強く心を打たれていたことに。
古くから、物悲しいさまに美しさを見出してきた日本人。
散りゆく桜、落ち葉、一輪だけ咲く野花、こけに覆われた岩など、
生き生きとした自然より、むしろ命が終わるさまに、情緒を見出してきた日本人。
どうやら私にも、古き良き日本人の血が流れていたようです。
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