7月16日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。
3時ごろから雷がゴロゴロゴロゴロ。
思ったほどの強さの雨は降らなかったけど、
やっぱりザァーッて降るよね、祇園祭の日には。
祇園祭には雨が降る。
そんなイメージが強く、
宵々山の昨日に雨が降らなかったのは不思議なぐらい、なんて思ってしまう。
7月のこの時期は、梅雨が明けたとしても夕立が降る。
そもそも祇園祭の発祥が、
ジメジメとした疫病の流行る時期だったので、
しょうがないといえばしょうがないのかもしれない。
今の京都人にとっては、
祇園祭は露店のたくさん並ぶ、車道が歩行者天国になる、楽しいお祭り。
若者には「鉾」より「露店」
熱気と喧騒の中に聞こえるお囃子と笛と太鼓と鉦の音と。
人また人また人。
飲み込まれそうな人混みが、
若者達が普段感じてやまない束縛やしがらみから解放してくれるようだ。
憧れの浴衣姿を彼氏に見せたい。
友達にお披露目したい。
そんな気持ちが暑さと足の痛さを上回る。
人混みの中に知人を見つけた時の挨拶は妙にハイテンションで
側から見ていたらコミカルですらある。
活気のいい露店のにいちゃんと
今風に着飾ったねえさん達のその場限りのやりとりがまた祭りを活気づける。
小さな女の子がキラキラと光るパールコーティングされたアクリルの宝石を掴み取り。
1つでも多く小さな手のひらに握りしめようとしていた。
大通りの真ん中で、地べたに座り込む若者達。
酒を酌み交わし騒いでいる。
着慣れずはだけた浴衣。
疲れてだらけた少女。
足の指の絆創膏が痛々しい。
喧騒から少し外れたところで
酔っ払って泣いている女の子には一体なにがあったのだろう?
プリクラの機械の前には長蛇の列。
ウチワで彼女を扇いであげている彼氏。
それを冷ややかに見つめる女の子のグループ。
折角着てきた浴衣をプリクラにおさめず帰るわけにはいかない。
どれもこれも青春。
路上にはゴミが溢れて散乱していた。
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