10月29日、今日の京都市左京区は雨。
台風は?
いつのまにか、関東地方に向かっていました。
白川通りで信号待ち。
ふと見た緑地帯には、刈りこまれたグリーンの植え込みの中から、
一本だけ種類の違う木が枝を伸ばしていました。
木の丈は植え込みの3倍ほど。
四方八方に枝を伸ばしているだけでなく、
「ひっつき虫」と呼ばれる「果実」を、
枝の先の方にゆらゆらとぶら下げていました。
生命力を見せつけるかのように生えている
この植え込みの異端児に別れを告げて車を走らせると、
次の緑地帯にもその次の緑地帯にも、
おそらく京都市が植えた覚えが無いであろう植物が、
大きく放射状に枝を広げて風に揺れていました。
植え込みが刈り込まれた時には、
これらの木々も同じ長さに刈られたか、それ以下であったはず。
すごい成長の早さです。
この生命力、成長の早さ、なにかに応用できそうです。
人は、人間の意図にかかわらず自然に繁殖する植物のことを雑草といいます。
そしてそれは、害をもたらすものだと思っている人が多いです。
ノルウェーでは朝顔は雑草だそうです。
全部抜いちゃうんですって。
日本人が雑草だと思っているものが、
欧米では園芸植物として売られていたり、
ところが変われば雑草の定義も変わるものなんですね。
昭和天皇は、
「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前はあるんです。
どの植物にも名前があって、
それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいるんです」
とおっしゃいました。
松下幸之助さんは、
「この世に存在するものは一切不要なものはない。
どのような悪人でも、毒物でも、使い方によっては全部役に立つ」
とおっしゃいました。
こういう言葉を聞くと、改めて色んなことを考えさせられます。
人間にとって不要なモノってだけだもんなぁ・・・とか、
適材適所か・・・とか。
雑草についてだけでなく、色んなことを。
うまく説明できないけど、
大きな視野で、柔軟に生きていけるようにしよう、なんて思いました。
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