2月15日、今日の京都市左京区は曇り。
重い雲が広がる、どんよりとした空でした。
今日もトンビの鳴き声が聞こえました。
やはり一羽だけこの界隈にいるようです。
最近、長女がパン作りに凝っています。
と言っても、まだまだ習いにいってる状態なのですが。
こね方がうまいのか、体温が適温なのか、程よい肉厚の手が役に立っているのか、
毎回クラスの誰よりも上手く発酵し、膨らむそう。
思わぬところに才能ってものは隠れているものです。
で、自分のことを「ジャムおじさんと呼んで♪」とにこにことした顔で言う。
ふっくら丸く見える彼女の顔。
にこにこしてるところも「ジャムおじさん」と呼ぶのは、呼びやすい。
既に妹は「ジャム♪ジャム♪」と慣れ親しんで呼んでいる。
しかし、いつも不思議に思うのが、誰がこんな食べ物考えたんだろう?
すごいな、ってこと。
小麦を炒ったり茹でたりお粥みたいにして食べたりするだけでなく、
粉に挽いた。ここがすごい。
パンの起源は1万年前のメソポタミア文明時代。
小麦を粉にして水で溶き、薄くのばして焼く画期的な手法で、
無発酵のピザ状の食べ物が編み出されたのが
紀元前6000〜4000年ごろ。
無発酵パンが発酵パンへと進化したのは、紀元前3000〜3500年頃のひょんなことから。
ひょんなことは、古代エジプトで起こったという。
いつもすぐ焼くこねた生地を放っておいたら、生地が大きく膨らんだそう。
試しに焼いたら、いつもより柔らかくっておいしかったとのこと。
空気中の微生物の中に天然酵母が入っていて、暑い国だからこそ発酵したんだろう、って。
いつも不思議に思うのが、
なんでこんなことまでわかるんだろう?ってこと。
大昔の大昔の大昔のことなのに。
すごいや。
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