2月18日、今日の京都市左京区は晴れ。
冬の間中黄土色だった鴨川の土手には、ちらほらと緑色が混じり出していた。
加茂街道を南下するほどにその緑は少しずつだけど増えていった。
美容院で渡された雑誌が、めっきり春色になっていた。
あざやかなパープル、イエロー、グリーン、ピンク。
急に、今着ている服が野暮ったく暑苦しく感じた。
美容院で渡される本には「アタリ」「ハズレ」がある。
同世代よりひとまわりぐらい若い、
美しい女性達が爽やかな笑顔でポーズをとっている雑誌が
私にとっては「アタリ」の雑誌である。
跳ね上がるプリーツスカート、キレイ色パンプス。
風をはらんだスプリングコート、エアリーなヘアスタイル。
美しい女性は、女の私にも目の保養になる。
反して「ハズレ」の雑誌は、モード系ファッションの雑誌である。
ソバカスに覆われた顔
小さな目
不機嫌そうな顔
いつ着る?誰が着る?
個性が強すぎて、私の右脳の情報処理能力を軽々と超えてくる。
芸術的センス溢れるこの美容院のお兄さま方は、
この雑誌を理解出来ているのか聞いてみた。
いや、わからないとのこと。
ただ、雑誌の見方に違いがあった。
「なんじゃこりゃー!?」
と思って見ているらしい。
なんでここにこんなモノが置いてあるんだ?とか、
なんじゃこの髪型!いやいやおかしいやろ?!
といった具合に。
なるほど。
それからというもの、
「ハズレ」は「アタリ」にはならないけど、いい時間つぶしにはなった。
今日の雑誌はラッキーなことに「アタリ」だけだった。
「チッ。今日はハズレ置いて無いんかい」
と、ちょっとだけがっくりする自分がいた。
なるほど。
こうやってどんどんハマっていくのかもしれない。
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