9月17日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。
人の話し声というものは時として耳に入ってくるもので、
人待ちで手持ち無沙汰な時は尚更聞こえてくる。
あるお店で女子中学生たちの会話。
誰のことが好きなのか、と、ガールズトークで盛り上がっている。
「○○くん?え?ちがう?」
「うん・・・」
「うそーっ!」
「マジ?当てずっぽうで言ったのにー!」
小声のつもりのようだが、キャーキャーと賑やかなことである。
はちきれんばかりの若いエネルギーの中に放り込まれた
「当てずっぽう」という言葉。
そういえば最近聞かないなぁ、なんて思いながら、
やって来た友人に手を挙げた。
この、根拠もなにもない推測、「当てずっぽう」という言葉、
由来の諸説は大きなものとして2つあり、
1つは、江戸時代に遡り、当時は、「当て推量(あてずいりょう)」と言っていて、
これがさらに略されて「あてずい」とも言われ、
それが「あてずい坊」と擬人化され、
さらにそれが崩れて、ついに「あてずっぽう」になったというものです。
2つ目は、「当て寸法」に由来する説で、
「あてすんぽう」が「あてずんぽう」となり、
さらに変化して「当てずっぽう」となったというものです。
何気なく使っている数々の言葉。
昔々に生きていた人々の間で作られ使われ変化してきた。
そもそも言い出しっぺは誰?どんな人?なにしてた人?
昔々の人たちがいて、今の私たちがいる。
私たちがいてこの子たちがいる。
積み重ねられてきた歴史のことに思いを馳せた。
秋だから・・・?(。´・ω・)?
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