10月21日、今日の京都市左京区は晴れてるけど、なんだか朝から肌寒い。
なのに青伸ホームの庭では、夏からずーっと、青紫色の朝顔が咲き続けています。
昼も夕方も花が開いているので、普通の朝顔とは違うのかな?
コレが朝顔かどうかは置いといて・・・
朝顔の原産地は日本ではなく熱帯のアジアやヒマラヤ山麓なんだとか!
浴衣のガラとかになっているので、
ザ・ニッポンぐらい日本の花かと思っていました。
実は、奈良時代の末期に遣唐使によって、お腹の薬として日本に伝えられたのだそうです。
江戸時代の書物には、薬草として紹介されています。
生薬名は「牽牛子(けんごし)」と呼ばれて珍重され、
下剤などとして使われていました。
牽牛子という名前は、牛と朝顔の種が交換されていたということに由来しています。
牛との交換!(@_@)
当時、大変貴重な薬草だったということですね。
大正時代までは痰を治したり、解熱剤、通風、リウマチ、脚気などの治療薬としても使われていたそうですよ。
子供の頃、オシロイバナの種の中の白い粉をオシロイのように頰に塗ってみたりして遊びました。
そんな子供時代の私は、もちろん朝顔の種でもヒマワリの種でも、
頰に塗らないまでも、同じように中味をほじくり出したり、粉々にしてみたりして遊んでいました。
なのに、オシロイバナの種も朝顔の種も有毒なんですって!Σ(゚д゚lll)
オシロイバナは、草全体が有毒。
特に根や種子に毒性物質を含み、誤食すると嘔吐、腹痛、強い下痢を発症し、
朝顔は、種子に樹脂配糖体ファルビチンを含み強い下痢が起こります。
種子1粒に2%も含み、
大人で約7粒で作用を起こすのだとか!
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